留学生だより5

フランス留学中の櫻井さんより

ホストファミリーが変わりました。1番目のホストファミリーには、本当によくしてもらい、感謝しています。フランスの美しい田園風景の真ん中にある家でしたので、毎日の通学や散歩のとき、朝に昼に夕にと素晴らしい光景をみることができました。住人にとっては、日常の光景ですが、私は本当に毎日目にする風景がとても好きでした。
2番目のホストファミリーも親切でいい方たちです。安心して過ごすことができています。今度の家は、トゥールーズの街の中です。通学は自転車になりそうです。
2番目のホストファミリーに変わって、いきなり2つも大きな旅行に連れて行ってもらいました。一つ目は、パリです。クリスマスシーズンに1週間行きました。本当に充実した一週間でした。南仏のトゥールーズからパリまでは、車で6時間くらいです。ホストファザーのお母さんの家が、パリから車で45分程の所にあり、そこに滞在しました。大きな家で、親戚が多い時で30人くらい集まりました。みんな本当に親切な人たちで、よくしてもらいました。みんなの前でピアノも弾きました。
ところで、フランスではクリスマスの事をNoelといい、サンタクロースもPere Noelといいます。サンタクロースは宗教的な意味を含みますが、Pere Noelは違うそうです。Pereはパパ、お父さんを意味します。こんなちょっとした違いがとても興味深く思えます。
クリスマスイブとクリスマスは特別でした。食事が豪華だったのはいうまでもありません。クリスマスイブの夜は、ラクレット、チーズフォンデュをしました。本当においしかったです。もっとも、食事に関していうと、クリスマスの日に限らず、私にとって毎日が特別ですが…。毎日おいしいお肉やチーズが食卓に並びます。デザートも毎日変わります。フランスの食文化は奥が深く、とても美味しいものばかりです。
一週間ほぼ毎日パリに行きました。たくさんの名所を訪れました。エッフェル塔、エトワール凱旋門、ノートルダム大聖堂、シャンゼリゼ通り、サクレ・クール寺院、オルセー美術館、ベルサイユ宮殿、ルイヴィトン美術館、etc…。美術館は何時間も滞在し、芸術にたっぷり触れました。世界的に有名な画家の作品も多く見ることができ、充実した時間を過ごしました。ベルサイユ宮殿は入るために、長い長い列に並びました。テロへの警戒が厳しく、持ち物検査に時間がかかるためです。その間、昼食のサンドイッチを食べました。サンドイッチは、おばあちゃんが作ってくれたもので、日本のコンビニで売られているようなかわいいサイズではなく、サイズも大きく、ボリュームたっぷり!おかげで退屈することなく、おいしいサンドイッチを食べながら長い間待つことができました。伝記を読んだり、学んだりしたことはあるものの、実際に目の前にすると…、その広大な敷地や大きな建造物、建物内の空間の大きさやぜいたくさにただただ驚くばかりでした。
2つ目は、ピレネー山脈の冬山登山です。パリの滞在中に、「金曜日に山行くけど、行きたい?」と聞かれ、「もちろん!」と答えました。そう答えたのはいいのですが、てっきり来週の金曜日だろうと思ってのんびりしていましたが、なんと山に行くのは、パリから帰ってきた翌日の金曜日でした。慌ただしく準備して、出発!車で2~3時間走ると、ピレネー山脈に到着。アンドラ公国の近くだそうです。今回はホストファザーとホストマザー、それから彼らの友達の夫婦と行きました。彼らは何度も口々に「今年の冬は雪がない!」と嘆いていました。
私が思っていたのと違って、本格的な冬の登山でした。雪山向けの装備をし、リュックも登山用の大きいものでした。みなさんは山に慣れているのでしょう、タッタと登っていきます。それに比べ、私はというと毎年スキーには行っていましたが、雪山の山登りは初めてで、ちょっと油断すると距離が開いてしまい、おいて行かれそうになってはちょっとペースを速めて追いつくことの繰り返しでした。山小屋についたのは、日が暮れるころでした。夜、食事をした後に、隣のグループがウノをしていました。みんなで楽しく盛り上がっていたので、私も笑顔になってみていたら、「一緒にしない?」と誘ってくれ、私もウノに参加しました。ルールが少し日本と違いましたが、すぐにルールも分かり、楽しめました。とても楽しい山小屋のひと時でした。
2日目は山小屋から出発し、また同じ山小屋に戻りました。美しい景色を見ながら、一日中歩きました。一生忘れることができない素晴らしい光景の連続でした。ほとんど人には会いません。大自然の中に私たちだけです。湖はカチンコチンに凍っていて、雪もけっこうありました。2日目の夜は31日、大晦日です。山小屋の食事も、特別でした。アペリティフから始まり、食事は何時間もかけて食べ、デザートは年が明けてから出てきました。山小屋にいた50人くらいでカウントダウンをして、年が明けた瞬間「Bonne anne!(明けましておめでとう)」と一斉に言い合いました。フランス人は本当に陽気で、よく喋ります。まさかピレネー山脈の山小屋で新年を迎えることになるとは…。貴重な体験でした。
3日目は、下りが中心でした。でも、凍っているところが多く、なかなか思うように進めません。凍っているところは、回り道をします。道なき道をいくようで、スリル満点です。でも油断すると、道が分からなくなったり、すべってこけたりしてしまいます。この3日間は生涯忘れないのだろうなと思うぐらい、素晴らしい経験でした。何回も「ここ、あのピレネー山脈だよね。自分は本当にここにいるんだな。」と思いました。

 

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アメリカ留学中の増野さんより

アメリカで初めてのクリスマスを過ごしました。
24日はホストマザーの友人のお家に行ってクリスマスイヴパーティーをしました。約40人くらいの人たちが集まって夕食を食べたりプレゼントを開けたりして楽しみました。殆どが初対面の人でしたが、アットホームな雰囲気で、沢山の新しい人とお話ができたり、新しい友達が出来たりしてとても楽しい時を過ごすことが出来ました。
25日のクリスマスの日は、朝起きて、ホストマザー、ホストシスターとツリーの下でクリスマスプレゼントを開けました。プレゼントはホストマザー、ホストシスター、そしてサンタクロースから私宛に届いていました。1つずつ開けていくのは楽しくてワクワクしました。そして、午後からはホストマザーの娘さんのお家で家族全員が集まってクリスマスパーティーをしました。フットボールを見たり、ゲームをしたり、お話をしたりして過ごしました。夕食はターキーなど沢山の料理が並んでみんなで食べました。食事後は大人も子供もみんなでツリーの周りに集まってクリスマスプレゼントを年齢の小さい順から1人1つずつ開けていきました。みんなプレゼントを開けて笑ったり叫んだりして凄く賑やかでとても楽しい時間でした。そしてこのような伝統的なクリスマスを過ごすことができるなんて有難いなと思いました。
日本にいる時はクリスマスをそこまで大切な時間と考えてなくて、ただクリスマスの雰囲気を楽しむだけでしたが、アメリカに来て、多くの人がクリスマスを家族と過ごす時間としてとても大切にしていることを強く感じて、新たな日本との違いも発見することができ、また、いい経験になりました。

 

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