留学生だより7

フランス留学中の櫻井さんより

早いもので、もう4月になりました。日本ではもう新学期ですね。1月から3月までの近況をお知らせします。
2番目のホストファミリーの家に引っ越してから、主に自転車で通学しています。フランスでは日本よりも自転車は車に近い存在です。それだけに自転車に乗っていると危険だなと感じるときもあります。フランスには、緑色のペンキで塗られている自転車専用のレーンがあります。フランスのいいところの一つだと思っています。毎日ほぼ同じ道を自転車で通っているので、時々感じのいいお店があることに気付いたりします。自分の中では、「トゥールーズの穴場ショップ」と名付けています(笑)。小さな通りにこじんまりと佇んでいて、外観がおしゃれなお店がけっこうあります。通学中、自転車をこぎながらお店を外から眺めることしかできないので、いつも通るたびに今度行ってみようって思っています。

最近は、自分のフランス語での成長を感じることができました。最近先生の言っていることがわかるようになってきて、興味深く聞いています。新しい単語もたくさん頭に入ってきて、喋ることもそこまで苦にならなくなりました。発音でほめられることも増えました。フランス語は、英語ほどアクセントが強くありません。日本語もアクセントが強くないので、日本人の私にとってフランス語は喋りやすいのもあると思います。アクセントをつけながら一気に話す英語と比べて、フランス語は言葉を選びながら落ち着いてしゃべっていいという感じがします。私は、フランス語がとても好きです。でも、留学生といると、みんな英語を話します。ですが、困ったことにいつもフランス語をしゃべっている私は、英語の単語が口からポンポン出てこないのです。でも、「英語は帰国後でもこれからでもなんとかなる。ここはフランス。フランス語を上達させよう。」と割り切っています。

2月のバカンスは、ホストファミリーと一緒にアンドラ公国に一週間程滞在しました。スペインとフランスの間にある小さな国です。アンドラは風景が素敵で、空気がおいしいとてもいい所でした。日本人は多分私だけだったんじゃないかなと思います。バカンス中でたくさんの外国人がいて、いろいろな言語が聞こえてきました。特にイギリス人が多いので、英語がたくさん聞こえてきます。道で人に会ったとき、お店に行ったときには”オラ”といいます。他にも「こんにちは」「こんばんは」「ありがとう」などの簡単なスペイン語かカタルーニャ語を覚えて使いました。アンドラ滞在中にますます言語に興味がわいてきました。
スキーもしました。みんなとても上手で、斜面が急なコースにも平気で行きます。私は2日した後、スキー靴を履くと脛が痛くなりスキーをやめざる得なくなりました。日本人の足の形とブーツが少し合わないのかもしれません。3日目は他の靴を試しても痛かったので、スキー場の上には行けず、下の町を散歩していました。お土産屋さんを見つけたり、カフェに行ったり、美しい自然を見ながらそれなりに楽しい午後を過ごせました。
大人になったら、もう一度アンドラを訪れたいなあ…と思っていたら、すぐに2回目のチャンスが到来しました。4月にホストマザーとホストファザーと一緒にアンドラに数日間行ってきました。今回はスキー靴も前より断然足に合っていて、2日間スキーを楽しむことができました。4月中旬なので、雪質はベストコンディションとは言えませんでしたが…。さすがに上級者コースはきついので、2人が行った時は他のコースを一人で滑りました。2人の滑りを見ながらまねしたり、いろいろ聞いてアドバイスをもらったり、楽しい日々でした。3日目はスキー場も最終日で無料でした。夕方や夜はホストマザーと街に行って買い物をしました。アンドラは物価が安いので、いつもたくさんの人でにぎわっています。

高校の一日研修のようなものに参加しました。7時に出発し、20時に戻ってくるというハードな日程でした。行き帰り合計8時間バスに揺られ、滞在時間は5時間でした。でも、訪れる価値のある場所だったと思っています。場所はオラドゥール・シュル・グラ(Oradour-sur-Glane)というフランス中部の小さな町です。行くまでオラドゥールのことについて全く知りませんでした。パリとトゥールーズの中間に位置する町です。1944年6月10日、ナチス武装親衛隊の攻撃で村全部が焼き尽くされ、住民のほとんどが殺された事件です。その後、村をそのままの形で残すことになったそうです。丸焦げになり骨だけになって錆びた車が村のあちこちにありました。建物もレンガの一部が残っていて、遺跡というより、空襲の後の町を歩いているような気がしました。電線や電車の線路もそのまま残っていました。お墓もありました。1944年6月10日があらゆるところに刻まれていて、戦争のむごさをまざまざと感じました。改めて戦争について考えさせられました。
フランス滞在も残すところあと3か月となりました。一日一日を大切に過ごしたいと思っています。

 

 

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ホストファミリー

アメリカ留学中の増野さんより

先日、学校でtoloというダンスパーティーが行われ、とてもアメリカの高校らしい経験をしたのでそのことについて書きます。toloとは秋に行なわれたホームカミングとは基本的に流れは似ていますが少し違いました。ホームカミングでは男の子が女の子を誘いますが、toloでは女の子が男の子をダンスパーティーに誘います。
これをはじめ聞いた時は男の子を誘うなんて絶対無理だと思って行くのをやめるつもりでいましたが、だんだんと一生に一回の機会だしやっぱり行きたいなと思い、行くことに決めました。でも誘う人がなかなか決まらず、そして誘う勇気もなく友達に発破をかけられ続けていました(笑)当日の数週間前になってそろそろ本当に動かないとダメだと思い、たまたま数ヶ月前に私に告白をしてくれた男の子がいたので、その人ならOKくれるだろうと信じて誘ってみると、是非行きたいと返事が来たので無事、パートナーを見つけることが出来ました。それから2人でドレスの色を決め、デートがある人達は花のブレスレットをつけるという決まりがあるのでそれも注文したりと忙しかったです。
tolo当日、私の学校の留学生達が全員私の家に来て一緒にメイクや髪などの準備をして写真を撮ったりしました。ダンスパーティーは私のパートナーの他に2組のカップルとも一緒に1つのグループとして行くことにしたので、準備をした後私はその友達の家に行ってそこでカップル同士や全員での写真をたくさん撮りました。その後はみんなでイタリアンレストランに行ってディナーをしました。ディナーのお代は男の子達が払ってくれて、それが暗黙の了解だそうです。 ディナーの後は学校に行ってダンスをしました。DJがいて、音楽にのって踊り、みんなテンションがすごく上がっていました。私もとても楽しみました。 8時から11時まで踊り続けてかなり疲れましたがそれ以上に楽しかったです。初めは行くのを躊躇っていましたがtoloで素敵な時間が過ごせてアメリカならではの経験が出来たので行くと決めて本当に良かったです。

 

 

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