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学校だより 2016年度 4~8月

熊本地震被災地支援募金

4月20日からカリタス部とインターアクト部が地震の被災地を支援するため校内募金を行っています。
23日(土)午後には小野田サンパークで募金をおこなう予定です。よろしければご協力お願いします。
集まったお金は日本赤十字社に送ります。

 

熊本地震被災地支援募金

 

交通安全教室

4月15日に交通安全教室を実施しました。スタントマンによる事故の再現を見て、
あらためて事故の恐ろしさを認識させられました。

交通安全教室交通安全教室

 

オリエンテーションキャンプ

4月8日・9日に1年生がオリエンテーションキャンプを行いました。
学校生活や祈りについてのガイダンスのほか、グループワークなどにも
取り組みました。はやく学校生活に慣れるといいですね。

オリエンテーションキャンプオリエンテーションキャンプ
 

オリエンテーションキャンプオリエンテーションキャンプ

 

2016年度入学式

4月7日に第55回入学式が挙行されました。
新入生のみなさんが充実した高校生活を送ることが出来るよう
心からお祈りします。

2016年度入学式

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2016年度大学入試速報

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2016年3月1日 42号 〜心から心へ

 

命より大切なもの

卒業式の式辞は、簡単な箇条書きペーパーをもとに、語りかけました。
 
今ここに、できる限り当日の言葉を思い出しながら、再現してみます。


 一人ひとり名前を呼ばれ、「はい」という返事をして卒業証書を授与された皆さん、「卒業おめでとうございます」。保護者の皆さまにも、心からお祝いを申し上げます。今年も多くのご来賓がご臨席のもとで、このように厳かな卒業式が行われる喜びをかみしめております。

本校に着任して卒業生を送るのは8回目です。今回で、創立来4744人の卒業生が巣立っていきます。これは、2008年に着任してから出会った731人の生徒の顔写真入りの名簿です。私の「お宝」です。本校にはよく卒業生が訪ねて来るのですが、残念なことに、とっさに名前が浮かばない機会が増えてきました。年をとる悲しみなのでしょうね。その時は、すぐに校長室に戻り、カバンからこの名簿を取り出し、名前を確認してから、卒業生に挨拶をするように心がけてきました。

それにしても、皆さんと「サビエル高等学校」で出会ったということは、なんという不思議さ、神秘なのでしょうか。世界人口72億人、日本だけでも12700万人もいるなかで、さらには、たくさんの高校があるなかで、本校を選び、入学し、皆さまと出会えたことは、どうしても人間業には思えないのです。どなたかが、見えない糸で引き寄せてくださったにちがいないと確信しています。それが、うれしくて、いや、うれしいばかりでなく、驚きを含めて心から感謝しているのです。

生徒ばかりではありません。皆さんの保護者、シスター、教職員、事務の方々、それに寮の食堂で美味しい食事を作ってくださっている寮母の方々との出会いは、忘れがたい大きなお恵みです。また、中学校での説明会で出会った生徒の皆さんや、塾の先生方など、この8年間で、どれだけたくさんの人々に出会う喜びを味わってきたことでしょう。

ところで、これは、7年分の「校長通信」ですが、毎年の式辞を読み返してみますと、何か物足りません。納得できないもどかしさを感じるのは、なぜか。それは、最も本質的なことがらについて、話してこなかったからです。

今朝は、3月というのに、大雪です。葉っぱをすっかり落とした枝が、雪帽子をかぶっています。

寒いだろうに、彼らは、ひと言も文句を言わない。黙って寒さに耐え、夏の暑さにも我慢し、しっかりと根をはり、太陽の光をあび、ときに雨にうるおされ、秋には見事なグラデーションを見せてくれます。その一葉一葉が、一人ひとりの生徒と重なって映る、本校の原風景・・。

今日あなたは雪空を見上げましたか。空は、遠かったですか。近かったですか。雪はどんな形をしていましたか。風はどんなにおいがしましたか。3年間あなた方を迎え、見送ってくれた坂道沿いのアメリカカエデに、今朝挨拶をしましたか。


毎日は、新しい始まりの日。いい一日が集まって、いい一年になる。

あなたにとって、いい一日とはどんな一日ですか。この3年間で、いい一日とはどんな日でしたか。

本校を卒業する今日という日は、今までで一番いい日ですか。


あなたがたが生まれたときの、ご両親の笑顔を想像したことがありますか。

「ありがとう」という言葉を今日 口にしましたか。何歳のときの自分が好きですか。

「美しい」と、あなたがためらわずに言えるものは何ですか。

あなたにとって「わたしたち」というのは、だれですか。

じっと目をつぶる。すると何が見えてきますか。耳を澄ますと、何が聞こえてきますか。

誰かのために、何かのために、真剣に祈ったことがありますか。手を合わせたことがありますか。


311日、あの日を境にして何もかもが変わってしまったような気がする」、という言葉が傷みます。

想像を絶する被害をもたらした東日本大震災。あれから5年が経ちますが、現実感がついていきません。

幸いにも、テレビで流れた一編の詩が胸にしみ、人々の心を打ちました。記憶に新しいことです。

 

 

      「こころ」は だれにも 見えないけれど 「こころづかい」は 見える。

 

      「思い」は 見えないけれど 「思いやり」は だれにでも 見える。

 

それは、ジングルベルを作詞した宮澤章二さんの『行為の意味 青春前期の君たちに』からの引用でした。

こうした思いを、星野富広さんは、「いのちより大切なもの」という詩で表現したのです。


   いのちが一番大切だと 思っていたころ 生きるのが 苦しかった

   いのちより 大切なものが あると知った日 生きているのが 嬉しかった


「いのちが一番大切だ」と思っていたとき、多くのいのちが濁流に飲まれ、流されていきました。

「いのちが一番大切だとしたら、健康で長く生きることだけが価値ある人生だとしたら、生きるのは、あまりにも悲しくて苦しい連続ではないでしょうか」。

悲しみに沈む人たちを残して、あのいのちたちは、どこへ行ったのでしょう。かれらは、自分のいのちより大切なものに向かって行ったにちがいありません。命を与えてくださった方のもとへ、帰って行かれたのです。

遺伝子の仕組み、DNAを鑑定することによって、真実が解明できるなんて、つい半世紀前までは、想像すらできないことでした。人類は、遺伝子暗号を解読できたと有頂天になっていますが、もっと驚くべきことは、「それを書いた方がおられる」ということです。これ以上の奇跡は、ないでしょう。「思い」や「こころ」とおなじように、「目には見えない神の働き」にこそ注目をし、価値を見いだす人生を歩んでほしいのです。目に見えること、データ化できることにしか、価値を見いださない浅はかで儚い人生を歩んではならない。目には見えない、けれども私たちに命を与え、考える力を与え、人を愛する歓びと人と神を信じる静けさをお与えくださった偉大な方にこそ信頼して生きていきましょう。それ以上に力強い味方はないし、それ以上の喜びもないからです。こうした生きかたこそ、本校が今も、今までも、もっとも大切にしてきた信念であるということを、餞のことばとして贈ります。


重ねて伝えます。「いのちより大切なもの」、それは、いのちを与えてくださった神の存在です。

キリストの言葉。「求めよ、さらば与えられん。探せ、さらば見出さん。叩け、さらば開かれん」。

ご両親を通して命をさずかり、神の導きでサビエルに入学し、サビエルで新たに生まれ、育ち、そして、今日、サビエルを巣立っていく卒業生と保護者の皆さまに、聖書の最後のことばを結びとして贈ります。

アーメン、主イエスよ、来てください。主イエスの恵みがあなたがた一同とともにありますように。

 

201631日          サビエル高等学校 校長 栗田 陽二郎

 

 















































































 

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学校だより 2015年度 1~3月

 

卒業式

3月1日に第52回卒業証書授与式をおこないました。
 卒業生がサビエルで学んだ精神を忘れずにあゆんでいってもらいたいと思います。
 
卒業式卒業式
卒業証書授与              栗田校長の式辞
 
卒業式卒業式
在校生のアレルヤコーラス        在校生送辞(生徒会長池田さん)
 
卒業式卒業式
卒業生答辞(代表は宮内さん)      最後のホームルーム
 

生徒会選挙

 

2月8日(月)に来年度生徒会の会長・副会長を決める選挙がおこなわれました。
新生徒会のみなさんには、しっかり頑張ってもらいたいと思います。

投票箱や記入の台は、毎年山陽小野田市からお借りしています。
ご協力いただいた山陽小野田市の皆様、ありがとうございました。

 

駅伝大会

2月6日(土)に江汐公園でマラソン大会をおこないました。
天気にも恵まれ、1区間男子8キロ、女子4キロのコースをベストを尽くして走っていました。
 男子優勝は2年Aチーム、女子優勝は1-1Aチームでした。

 

学校評価

遅くなりましたが、2学期におこなった学校評価を掲載します。
 
 
 
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平成27年度(公財)宇部市体育協会優秀選手賞受賞

3年生の小松和佳さんが、平成27年度(公財)宇部市体育協会優秀選手に選ばれました。

第27回全国高校生銃剣道大会第2位の実績が評価されての受賞です。

おめでとうございます!!

 

受賞者全員での記念撮影

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2016年2月9日 41号 〜心から心へ

タスキをつなぐ 命をつなぐ
駅伝大会(2月6日・江汐公園)

「駅伝大会」を迎えるたびに、「過去・現在・未来」に思いをはせる。まさに、「今ここにいることの幸せ」を実感する。1962年創立以来、4669人の生徒が、歴史と伝統を後輩に託して本校を巣立っていった。「タスキ」を渡し、受け取ることは、同時に「命のバトン」の受け渡しに相通じるものがある。まさに「タスキをつなぐ、命をつなぐ」一日であった。

【男子・学年優勝】  2年
【女子・総合優勝】  1年3組  ← 河杉先輩から賞品あり!
【 男子・チーム 第1位】2年A(吉尾・立花・村田)
【 女子・チーム 第1位】1年1組A(河口・小川・桐原・荒川・義永・竹添)
【  同上    第2位】2年2組A(末永・栢・佐伯・藤井・瀬川・吉尾)
【  同上    第3位】2年1組A(濱崎・松崎・金田・渡部・金子・為國) 

【男子区間賞 第1位】2年1組 村田くん
【 同上   第2位】2年3組 吉尾くん
【 同上   第3 位】2年3組 有光くん
【女子区間賞 第1位】1年1組 竹添さん
【 同上   第2位】2年2組 末永さん
【 同上   第3位】1年1組  河口さん

余談 :今年は、「係」が足りなくて、写真撮影を頼まれました。
   せっせとシャッターを押したつもりですが、ピンぼけもあり、カット。
   撮影場所を変えたりしたので、全員が撮れているとはかぎりません。 
   映っていない方には、「ごめんなさい!」。思い出の写真を玄関に掲示しているので、ご覧ください。
   後日、希望者に差し上げます。

新体力テスト成績上位者(A段階)(文部科学省実施要項)
   2年 脇本 沖本 池田 松崎 吉尾 西村 末永 佐伯
  1年 河内 森重 坂倉 義永

 

生徒会立会演説会

今年度は、会長に4人、副会長に3人、計7人もの精鋭が立候補した。その上、応援演説もふくめて、すべての演説が、すばらしかった。よく準備され、ライバルを意識することなく、各自精一杯の「思いの丈」を発表した。「サビエル高校、ここにあり。大丈夫!」を実感した。会長・副会長は、一人ずつだが、今回登場した14人の仲間意識と絆、学校改革にむけての意気込みの強さは、そのまま本校の更なる発展、飛翔につながるものと確信できた。

新会長:武原さん(応援者 坂倉さん) 新副会長:河内さん(応援者 櫻井さん)

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2016年1月28日 40号 〜心から心へ

おかしな国ニッポン  ~当番弁護士制度の普及を望む~

「当番弁護士制度」って、ご存知ですか。25年前に、大分・福岡県でたちあがりましたが、なかなか普及していないのが実状です。万一誤認逮捕された時などに、当番弁護士をよべば、すぐにかけつけてくれて仲裁をしてくれる制度です。そういう不測の事態にそなえて、弁護士が当番で待機してくれています。福岡では、毎週土曜日に、次週の当番弁護士が知らされています。15年前「当番弁護士制度10周年記念」行事として作文募集があり、応募しました。折しも、生徒といっしょに『司法改革』(陪審制度の復活)について研究していたので、格好のテーマではあったのです。一部を省略して、掲載します。

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 自分の国を「おかしな」国と言うのは、「おかしな」ことだ。しかし、実際にそう思える事実があるなら、仕方がない。  【中略】
 民主主義の国で陪審制度(または参審制度)を取り入れるなど、国民が司法に参加していないのは日本だけであると知ったとき、生徒はたいへん驚き、憤りをあらわにした。
【中略・その後、構造改革を通して、裁判員制度が成立。国民が司法にもかかわるようになった】
 また、当番弁護士制度が国費でまかなわれているのではない、と伝えると、「それは、おかしい。なぜだ!」とたてついてくる。  【中略】
 「でもね、実は、当番弁護士制度を発足させたのは、大分と福岡県の弁護士会が初めだったんだよ。あれからもう、10年になる・・」。「えっ、本当ですか?」
 生徒の顔がパッとあがった。にわかに明るい、喜びの表情に変わる。
「福岡が起点となって、当番弁護士制度は全国に広がっていってね、今では、逮捕総数に対する当番弁護士の出動割合は、30%近くになっているんだよ」。
「それだけ、間違って逮捕されることが少なくなったということですか」。
「いや、逮捕されても、それが誤認である、と発見できる割合が増えるってことだよ」。
「何しろ、逮捕即有罪でしょ。有罪率が99.9%なら、裁判官はいらないですよね」。
「でも、冤罪が晴れても、いったん逮捕されれば、人生に致命的な打撃を受けませんか」。
「う~ん、いいところに気がつくねえ。だからこそ初動捜査や自白を強要される前に弁護士が立ち会って、それを防ごうとしているんだ」。
「でも、お金がかかるから、なかなか弁護士を呼べないこともあるんじゃないですか」。
「ただ、一回目の面会は、無料なんだよ。それに、資力があるかないかによって、弁護士を呼ぶ権利が左右されるのは、公平ではないだろう。だからこそ、国費で支える被疑者国選弁護制度が、ぜひとも必要なんだ」。
「そうですよね。逮捕された人みんなが当番弁護士を呼ぶと、今の弁護士の数だけでは足りないし、相当お金もかかる・・」。

【こうした話し合いが、延々と続く。その後、もっと真実を知りたいと、シンポジュウムや司法改革公聴会にも参加。また、弁護士や裁判官にご来校いただいて、直接に意見交換などをして、論文にまとめた】。
「当番弁護士制度」は、日弁連が生み出した「戦後最大のヒット商品」といわれる。しかし、商品は、売れて初めて価値を生む。知られることもなく、あまつさえ売れることのない商品なら、無用の長物でしかない。そのために、もっと広報活動をして、売れる商品にしていかねばならないのだ。法曹関係者も、政府が行動を興す前に、どんどん学校に出向き、若者を対象にした広報啓発活動をして欲しいと願っている。
 当番弁護士制度は、少年事件でこそ重要な役割を発揮する。少年たちは、はたして、当番弁護士制度を
知っているであろうか。少年をはじめとする若者にまで当番弁護士制度が浸透してはじめて、それは市民権を得ることができるだろう。その時、ニッポンは、もう「おかしな」国ではなく、しっかりと自立した、大人の国になっているだろう。うれしことに、福岡県の弁護士会では、再び全国の先鞭をきって、「観護」少年全員に弁護士を派遣し始めた。その英断に、エールを贈りたい。

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第68回山口県学校美術展覧会

第68回山口県学校美術展覧会において本校からは3名の生徒が出品、入賞しました。

おめでとうございます。

 

1年生 岡本ありさ さん(推奨)

2年生 大原清華 さん(推奨)

3年生 堀 瑞巴 さん(優良)

 

推奨、優良受賞作品については2016年1月26日(火)~31日(日)まで、山口県立美術館にて展示されています。

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2016年1月18日 39号 〜心から心へ

文部科学大臣優秀教職員表彰授与

 
 檜垣先生のこれまでの「学習指導」における功績が認められ、「文部科学大臣優秀教員」表彰を受けられた。ご専門の「化学」授業においては、生徒が興味関心をおこすようにと、様々な工夫をこらし、できるかぎり「実験」を通して、科学の神髄にせまるようにと努力し、校外でもたびたび研究発表をされてきた。また、本校に着任してまもない年代から「学年主任」「進路指導部長」に抜擢され、永年にわたって、生徒の学力向上と進路の確保に貢献されてきたことは、誰もが認め、敬服しているところである。
 
  今回の受賞は、ご本人の努力だけでなく、一緒に本校を歩んでこられた諸先生方の支えと励まし・努力の賜物であり、本校に奉職している全教職員と全校生徒の受賞でもある。檜垣先生の栄誉を、ともに喜び合い、分かち合い、サビエル高校のさらなる発展を祈りたい。
 
*今年度の被表彰者は、県内私立学校(幼・小・中高)からは、檜垣先生ただ一人であった。
   表彰式は、1月18日(火)、大雪のなか、東京・メルパルホールで行われた。
 
*表彰式で、吉川晶子さん(本校卒業生・1993年卒)が「国際交流」部門での受賞と知って、驚き。
    彼女は、現在「百合学院」(カトリック校・兵庫県)で奉職している。

*本校の現職教員と卒業生が同時そろって、「大臣賞」を受賞! すばらしい!!
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2016年1月8日 38号 〜心から心へ

18歳をあるく

 
新年にあたり、今年はなぜか富安風生(ふうせい)の俳句が身にしみる。
こういう心境は、それ相当の齢を重ねたからかもしれない。
 
   ・生くることやうやく楽し老いの春
   ・うれしさとやや淋しさと老いの春
   ・為し得ること何かを残す老いの春
   
口ずさむと肩の力がぬけ、何ともいえないほっとした安心感にひたれる。
 
 
■話は変わるが、元旦から「18歳をあるく」と題した特集(朝日新聞)を興味深く読んでいる。5日の記事は、慶応大湘南藤沢キャンパス(SFC)でITを研究する学生の「学ぶ楽しさ」を味わう記事が綴られている。
 
■この記事を読んでいて、15年前に出会った生徒との交流を思い出した。
校長として赴任したばかりだったが、職員室の雲行きがなんとなくおかしい。
1学期も終わり、3者面談をひかえての頃だった。一人の生徒の進路先をめぐって、喧々諤々の議論が続いていたからだ。彼女は、前述の学生と同じ「慶応大湘南藤沢キャンパス(SFC)」の「AO入試」を受験するという。「それがダメだ、馬鹿げている、何を考えてるの・・」ということらしい。挙句の果て、本人が校長室に泣きついてきて、コトの次第を知った。さて、どうするか。
 
○先ずは、ゆっくり時間をかけて生徒の話を聞き終えたあと、こう言った。「すばらしい! やってみよう! 君ならできる。いっしょに準備しよう! 慶応大学に合格しよう! 本気で準備、OK?」。「志願者調書」は12枚に及ぶ。(ここで内容を紹介)。彼女は、毎日のように校長室にやってきた。「調書」は約1ヶ月かけて完成し、受験。そして、見事に「合格」し、先生方を驚かせた。その学校から慶応大学に合格したのは初めてだった。映画監督を夢見る彼女。生徒を信じ、本気の熱量と励ましがあれば、生徒は無尽蔵の力を発揮することを学んだ。
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