No.4「勉強についていけない」へのフォロー

No.4「勉強についていけない」へのフォロー

サビエル高等学校

こんにちは
サビエル高校 教員の山本・酒井です。

このメールは、過去にオープンスクールや学校見学、説明会に参加いただいた方や保護者のみなさまに送っています。
その節は、ご参加いただき、ありがとうございました。

今日は、
この時期の多くの中学生が不安に感じる

「高校に入ってからの学習面への不安」

について、お話ししたいと思います。

 

多くの中学生がこの時期、
高校進学後に
「勉強についていけるのか?」
という不安を抱えます。

また、親御さんにとっても
「ウチの子は大丈夫だろうか?」
という、心配は尽きないですよね。

 

実際、その不安や心配はすごく的確で、、、

文部科学省の調査によって
実に3人に1人の高校生が
「1年生から授業についていけなくなった」
という事実が明らかになっています。

また、学業不振や、進学への不安
「不登校の主要因」になることもわかっています。
決して放置してはいけない問題ですね。

ではなぜ
「1年生から授業についていけなくなる」のでしょう?

ここには「本人のがんばりが足りない」で
片付けてはいけない大きな要因が隠れています。

 

最も大きな要因は2つ

「カリキュラム」「先生との関係性」

特に私学の特進クラスなどは
最初の2年間で、3年分の授業科目を詰め込み
「3年次は、受験勉強に集中できる」
こんなカリキュラムを
謳う学校が少なくありません。

でも実は、
このようなカリキュラムも
問題がないわけではないのです。

3年分を2年で詰め込むので必然的に、
授業内で1つの単元(因数分解、微分積分など)に
割ける時間は少なくなります。

結果、生徒側は
理解が追いつかず、予習・復習が間に合わず
苦手意識が生まれる
そんなケースが少なくないのです。

もう1つが「先生との関係性」

「わからないことがあれば先生に聞けばいい」
そう思うかもしれませんが…

大規模な学校では先生側が
生徒1人1人に目が配れないケースが少なくありません。

実際に卒業生に聞いたことのある
ゾッとする話ですが
「成績が良い生徒には愛想が良くて、
 成績が良くない生徒にはそっけない」

そんな先生もいらっしゃるとか。
とんでもないですね。

こうなると、
先生に質問にいける生徒。
さらには「自分がわかるまで」先生に質問できる生徒。
もしくは、自習でなんとか追いつける生徒。
こうした生徒であれば
なんとか勉強についていけますが…

そうでない生徒は必然
「勉強についていけない」という
想いをひそかに抱え、
徐々に苦手意識を育てていくことになります。

「勉強についていけない」という症状には
「本人のがんばり」以外にも
このような要因が潜んでいたりするんです。

 

サビエル高校は
こうした「勉強についていけない」が
起こらないように多くの取り組みをしています。

たとえば、
「わからなければいつでも聞ける環境」
最も大事にしていることの1つ。

小規模な学校で、
生徒と先生の距離もとっても近いため
「わからなければいつでも先生に聞ける」環境です。

1人1人の生徒と向き合い
「何がわかっていて、何がわかっていないか」
ここを見極めて「理解度」に合わせて
考え方や勉強の仕方を教えます。

さらに、多くの学校が、
「とりあえず先に進もう」
というスタイルであるのに対し

サビエルは
「とにかく基礎が中心」
「基本ができなければもっともっと基本に立ち返る」
そんなスタイルで教育しています。

実際、中学では数学が苦手で
高校1年生のときには
文系に進むつもりだった
そんなある卒業生が、

この教育スタイルによって、
数学のおもしろさに目覚め、
今では理系大学に進んでいます。

そして、こうした
「基礎をコツコツやることをすごく大切にする」
という学習スタイルは、
大学での勉強でも役立っているそうです。

「勉強についていけないときは
 基礎に立ち戻る」

これは、誰もができる勉強法ですが、
「勉強についていけていない」生徒ほど
焦りからなかなか実践できないもの。

そういう意味でも
やはり学校の環境づくりが大切だな、と
改めて実感します。

さてここで1つだけ
お知らせをさせてください。

====お知らせ====
11/1(土)8:30〜
サビエル高校で「プチ入試体験会」を開催予定です。

ここまでにお話ししたような
「サビエル高校の教育スタイル」を
すこしだけ体験してもらえる
そんな機会となっています。

「入試体験会」なので、
サビエル高校を受験するにあたって
入試で良い結果を出すためのヒントも
お話しする予定です。

「少人数で先生に聞きやすい教育環境」
「わかるまで教えてくれる教育スタイル」
ぜひ一度体験しに来てください。

先生たち一同、
みなさんにお会いできるのを楽しみにしています。

お申し込み希望の方は、
次のリンク【申込みフォーム】または、
お手数ですが直接本校までお問い合わください。
【お問い合わせ先】 0836-83-3587 または public@xavier.ed.jp

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配信責任者:サビエル高校 理事長 小濵 富美代