お知らせ

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サビエル高等学校

6時間目

●1学年 古典 リモート授業7
4月24日(金)6限 1-1&1-2
 文法、なんだかややこしいですね。今日はもっとややこしくなります。
でも、慣れてしまえば、覚えてしまえば、なんちゃないきに。
では、今日のお題は、
【動詞の活用】
① 動詞とは何か22ページの「1動詞の性質」を読んで確認してください。
② 動詞には9つの活用の種類(活用のパターン)があります。
これを覚えてもらう必要があります。(夏休みが終わるまでに、用言の活用は覚えてください。)
③ 動詞は後の言葉と続く時に、形を変えます(=活用します)。たとえば、
言ふ+ず   =言はず (未然形+ず)
言ふ+けり  =言ひけり (連用形+けり)
言ふ+。   =言ふ (終止形+。)
言ふ+時   =言ふ時 (連体形+時)
言ふ+ども  =言へども (已然形+ども)
言ふ+(命令)=言へ (命令形=命令で言い切る)
となります。
「言ふ」の「言」の部分は形が変わりません。この部分を「語幹」と言いますね。形が変わるのは、「は・ひ・ふ・ふ・へ・へ」の部分です。「言ふ」に「ず」が付く時には、「言は」となり、「けり」が付く時には「言ひ」というように、後に付く(=接続する)語によって形を変えています。この形を変える部分を「活用語尾」と言います。
この活用のパターンが9種類あるわけです。
このパターンを視覚的にわかりやすくすると、文法のテキストの下段にある「活用図」ができます。未然形から命令形までの活用形と段(活用語尾の持つ母音「a・i・u・e・o」)によって、開いた表が作られているのが、わかりますか。この活用図を目に焼き付けてください。
④ 文法のテキストの活用表に「下に続く主な語」の欄がありますね。未然形の後に「ず・ば・む(ん)、連用形の後には「たり・て・けり」……。
口語の文法で「行かない・行きます・行く・行く時・行けば・行け」を覚えさせられたでしょう。つまり「ない・ます・。・時・ば・命令」に続ければ、動詞の活用形を知ることができるというものでした。古文も同じです。「ず・けり・。・時・ども・命令」と覚えておくと便利です。
注意して欲しいのは、已然形を見つけるのに、「ば」ではなく、「ども」を続ける点です。「ば」は未然形からも続きます。「ば」に続いているからといって、已然形とはかぎりません。
また、
未然形+ば=順接仮定条件(例 雨降らば=もしも雨が降ったら)
已然形+ば=順接確定条件(例 雨降れば=雨が降ると・雨が降るので)
というように、「ら」と「れ」が違うだけで、全く意味が違ってきますから、注意が必要です。
⑤ 以上の点に注意して、文法のテキスト22ページから31ページを読んでください。
⑥ 読み終えたら、添付の「大江山」の練習問題をやってください。問一の動詞の活用の問題に答えられますか。
※プリント(「動詞楽勝法、形容詞・形容動詞楽勝法」)を郵送しますので、「文法のテキスト」23ページからの説明を参考に、自分でやってみてください。連休中にやり終えておいてください。授業開始後、解答解説をします。

●1-3 化学基礎
一番下の
添付ファイル “2020年4月24日6限 1年3組 化学基礎 HP”
を見て下さい。

●2-1 総合的な学習の時間
別添ファイル参照のこと

●【2-23地理】4/24 6限
今日は小地形のi氷河の地形からlを学習し、小地形を終わりましょう。
参照は教科書pp.42-44 地図帳p.124です。
答え合わせをして、アンケートに答えましょう。
なお、classiに繋がらない時は、アンケートの記入は免除します。

●3年古典Bいろ組
1 Classiにつながる人は「見ました」を押してください。
2 前回の質問に答えたので読んでください。
3 教科書pp.68-69「更級日記 門出」を参考にしながら、添付した問題「古典B_更級日記_門出②」をノートに答えてください。
4 答え合わせをして、写真に撮ってアンケートにアップロードしてください。
●3年 【古典は組(4月24日6限)】
前回は、有名な古典の文章に触れながら、文法の復習をしました。
今回も有名な古典に触れていきます。
以下の内容を取り組んでください。
① 前回の答え合わせをする。
② 下記の有名な〈古典の冒頭〉⑴~⑸の続きを調べ、100字以上(切りの良いところまで)丁寧にノート(ルーズリーフ)に書き写す。書き写す際は、冒頭から書き始めること。
③ 作品名・作者名を書く。作者が分からない時は、作者不詳と書く。
④ ⑴~⑸の古典の中で、好きな古典を一つ挙げ、理由を書く。
※①~④の内容は、きちんとノート(ルーズリーフ)にまとめ、ポートフォリオへ提出してください。
〈古典の冒頭〉
⑴ 男もすなる日記といふものを、女もしてみむとて、するなり。
⑵ 昔、男、初冠して、平城の京、春日の里にしるよしして、狩りにいにけり。
⑶ さいつごろ、雲林院の菩提講に詣でて侍りしかば、例の人よりはこよなう
⑷ 春はあけぼの。やうやう白くなりゆく、山ぎは少し明かりて、
⑸ やまと歌は、人の心を種として、よろづの言の葉とぞなれりける。