お知らせ

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サビエル高等学校

ドイツ留学中の林みのりさんからのメッセージです

ドイツにきて半年が経ちました。私はドイツに来てからドイツのデュッセルドルフという大きな都市に住んでいます。現在、St.-Ursula-Gymnasium(ウルズラギムナジウム)というカトリックの学校に通っています。ここには5年生から12年生の生徒が通っており1100人を超える児童生徒がいる大きな学校です。授業は、ドイツ語3つ、数学、化学2つ、歴史、英語2つ、宗教、合唱、体育を受けています。私の学校はクラス制ではなく、選択制になっているので自分でとりたい授業を受けることができます。授業は90分と長く、大学に向けて備えているらしいです。テストはドイツ語、語学(英語、スペイン語、フランス語、ラテン語)、数学、理科(物理、生物、化学、地学)、社会(歴史、政治、地理)のうち5教科のみテストを受けます。テストを受けた教科は結果の半分、ほかの教科は授業態度が100%成績に反映するため授業では率先して手をあげ発言するので先生一人の意見だけでなく数多くの意見が聞けて授業内容を深めることができ、より頭に残ります。ドイツ語での授業はついていくのが非常に困難ですが新たな発見も多いです。しかし、先生の都合で授業が急になくなることも多々あり、1か月以上も休みの授業もありました。このように、日本とは全く違う学校の仕組みに慣れず、ドイツ語での授業に苦労することがありましたが、今では手を挙げて発表することもできています。

日常生活はとても充実しています。クリスマスは日本のお正月のように家族や親戚と過ごします。ホストのおばあちゃんおじいちゃんが来て、教会へ行ったり、プレゼントをもらったり、歌を歌ったりと心が温かくなりました。2月の終わりから3月にかけて、カーニヴァル(謝肉祭)というお祭りがあります。4月にあるイースター(キリスト復活祭)までの40日間は四旬節という肉やお酒を断ち、生活全般にわたって慎んだ行動をして身を清める期間があります。カーニヴァルはその前の1週間にぎやかにお祝いをするお祭りです。仮装したパレードやパーティーがあり、新しい経験ができています。私には8歳のホストシスターと6歳のホストブラザーがいます。とても元気がいいので疲れてしまうことがよくありますが、一緒に公園でサッカーをしたり、ボードゲームをしたり、ドイツ語を教えてもらったりと二人から学ぶことはとても多いです。私のホストファミリーは活動的で、スキーや屋内トランポリン、ボート、スケートなどを一緒にしました。私をお手本として運動する二人の兄弟がとてもかわいいです。また、子供だけでお留守番を頼まれるといったように信頼され絆を築けているのはうれしいです。

残り半年もたくさん学び楽しみたいと思います。